Entropy Studio

QNAPのHybridMountにより、Entropy Studioはすべてのストレージ空間、リモートサーバーや、クラウドゲートウェイによってDropboxなどのクラウドまで集中管理できます。

HybridMountにより、デジタルファイルすべてをローカルとクラウドの双方に保存できます。これで多くのハードドライブからのアーカイブをたどる必要はなくなります。

- Entropy StudioのITマネージャー、Ángel Trinchán氏

背景

Entropy Studioは、スペインのアラゴンにある会社で、スペインでの視覚効果産業を主導しています。20年以上の経験を持つEntropy Studioは、デザインから3Dアニメーション、映画やテレビ、広告の視覚効果の監督と制作まで、ポストプロダクション・プロセスに関するソリューションを提供しています。同社のモチベーションは、映画を愛し、現実を超えた視覚効果を創造することへの魅了といった純粋な熱意に基づいています。

以前の問題点

Entropy Studioは主に2つの問題に直面していました。それは、限られたストレージ空間およびデータ転送速度です。ローカルサーバーには大きなストレージ容量があったものの、プロジェクトが重なったり遅れたりすると、IT部門はデータをあるサーバーから別のサーバーに移動したり、はてはクラウドにアップロードしたりする必要があり、時間と帯域幅が求められました。

顧客はこれらソリューションを採用します

  • Hybrid Cloudソリューション

    QNAPは、企業がハイブリッドクラウドインフラストラクチャを構築できる、簡単かつ堅実なソリューションを提供いたします。

  • Hybrid Cloudソリューション

    QNAPは、企業がハイブリッドクラウドインフラストラクチャを構築できる、簡単かつ堅実なソリューションを提供いたします。

ソリューション

QNAPの HybridMount アプリケーションのおかげで、問題が根本的に解決できました。HybridMountのおかげで、クラウドゲートウェイを使って、リモートサーバーやDropboxのようなクラウドなど、すべてのストレージスペースを管理することができるようになったのです。

Entropy Studioは、Intel® Core™ i3プロセッサと8GB RAM搭載の TVS-672X NASを選択しました。6台の4TB Toshiba NASハードドライブをRAID 5構成にして、シックボリュームを作成することで、ディスクが故障してもデータが失われないようにしました。2台の256GB高速M.2 NVMe SSDs NVMe SSDは、QNAPの自動階層化テクノロジーであるQtierが使用され、より高速なデータアクセス速度を実現します。

プロジェクトをスムーズに扱えるよう、同社は14 TBのボリュームをクラウドゲートウェイのキャッシュとして使用しました。2つの10GbEポートのおかげで、データ転送速度はローカルで600 MB/s、クラウドで20-30 MB/sに達します。

File Stationアプリケーションの「キャッシュ状況」オプションから、どのデータをローカルQNAP NASに保存・同期して、どれをクラウド上に保存するかを設定できます。

結果

「高速のクラウドアクセスが実現しただけでなく、Hybrid Backup SyncによってNASデータをクラウドと同期させるよう設定することで、データをクライアントと容易に共有できるようになりました。それでも当社のオフィスでのネットワークの帯域幅は影響を受けていません。」と、Entropy StudioのITマネージャーであるÁngel Trinchánは語り、さらに以下のように付け加えました。「また、QNAPにより手動のバックアップ作業が減りました。変更が生じた際には、NASデータからクラウドにリアルタイムでコピーされるよう設定されているからです。以前はNASデータを夜中にバックアップしており、バックアップ処理中にスタッフが誤ってデータを作成/削除をすると、回復不能になることがありました。」

同社はTVS-672Xの増設により、以前のQNAP NASに第2の役割を持たせています。ファイルサーバー、仮想マシンのホスティング、管理、またデータベースとしての活用です。

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